禁酒って「グリコ」のようなもの!?
飲み友達への禁酒相談
あなたは飲酒しはじめて何年経ちますか?
仮に10年だとしましょう。
そして今、あなたは何かのキッカケで禁酒しようと思い、知人に相談したとします。その方が普通の飲酒者で
「酒のない人生なんて、つまらないよ」 とか
「禁酒じゃなくて節酒にすれば?」
とか言われたらどうのように返事しましょうか。
私の場合(禁酒後ですが)ある友人が「酔っ払ったお前がオモシロかったのに」と残念がる奴がいましたが・・・。
少数派
ここで覚えておいてほしい言葉があります。
それは「少数派(マイノリティ)」です。
日本の飲酒人口は6000万人超と言われています。そのうち依存症者は100万人超、予備軍を入れれば500~600万人だと推測されます。
どうですか?予備軍でも10分の1以下で明らかに「少数派」でしょ。我々はこの中に属しています。
それに引き替え、いわゆる普通の飲酒者は「多数派」。
日頃から飲酒はするが問題を起こさない、いわばサザエさんちの「波平」「マスオさん」のような方々です。
羨ましいですね。
依存者と普通の飲酒者の違い
「でも、相談した知人がどうして普通の飲酒者だと言えるのか?」
と思われるかもしれません。それは、もしその人も依存者ならば
「ふん、やめられっこないよ」 または
「えっ。じゃ、俺(私)もやめようかな」
というふうに言われるだろうから。
自身が酒に依存しているため禁酒に対する「諦め」と「憧れ」が同居しているんです。
私もそうでしたが、依存者(予備軍)は飲みだすと歯止めがきかなくなります。
そこが普通の方々との違いです。
まるでグリコのよう
「酒をやめれば楽しくないしつまらないよ」
と言えるのはあくまで普通の「多数派」の意見であり、
我々「少数派」にとってすれば未知の人生なんです。
少なくとも私は禁酒してから素晴らしい人生を送っています。
あなたは過去10年は多数派から見た楽しい人生を過ごしました。
そしてこれから禁酒すれば未知の素晴らしい人生を、と
まるで「一粒で二度おいしい」”グリコ”のような人生を送れるんですよ!
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